【竜操教室 塾長日記】それはもはや自主勉ではなくて、「強制勉」です!

中学1年生ですが、学校で「自主勉ノート」という名目の宿題を出されているようです。



何を学習するのかを自由に選べるという点では確かに「自主勉」ではありますが、提出を強制されていて、やらなかったら居残りでやらされるという意味ではまったく「自主勉」ではありません。



科目別にワークやプリントなどの宿題も出されていますが、これらは提出のチェックだけで居残りまではさせられないので、当然ながら、面倒な居残りを回避するため、普通の宿題よりも「自主勉」を終わらせることが優先されます。



で、この「自主勉」ですが、その名の通りちゃんと自主的な、自分の成長につながるような学習がされていれば何の問題もありませんが、教科担当の先生の指導もチェックもない状態ではそのような理想とは程遠く・・・



ノートのページ数のみがチェックされるので、とりあえず漢字、それも画数の少ない書きやすいものを10回ずつ、大きな字でページを埋めるようにとか、同じ英単語を何度もできるだけ大きな字で書くとか・・・



要するに、とにかくページを早く楽に埋めるためにはどうしたら良いのか、という点だけがクローズアップされ、内容はともかくページが埋まったことに満足感を得て、成長には何もつながっていないという、本来の趣旨とは違った、手がだるいだけの、まったく無駄な作業をしている生徒が少なくありません。



そして一番怖いのは、その意味の無い作業を「勉強した」と生徒たちが誤解してしまうことです。



学年全体でこの「自主勉」に力を入れている様子ですが、この超無駄な宿題に、たくさん居る先生たちの誰も疑問に思わないのでしょうか。



塾長の目の前で自主勉を始めたら、もちろんできるだけ有効な内容になるように指導はしていますが、それは本来自主勉を強制している学校の先生が教科別に細かく指導すべきものでしょう?



そもそも根本的に宿題の出し方を間違っていると思います。



せっかくの時間と労力ですから、形だけの「作業」ではなく、生徒の成長に本当につながる学びを届けていかなければと思います。


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