【竜操教室 塾長日記】答の冊子はさっさと渡して欲しい

「丸写しを防ぐため、解答冊子は回収します」



学校や家庭でよくあるルールですが、実はこれ、学習効率をガクンと落とすNG行動です。



なぜ答えを隠してはいけないのか、理由は簡単です。



① タイパが最悪になる

勉強で一番大切なのは「解いた直後のやり直し」です。1週間後に丸付けされて返ってきても、自分がどう考えて間違えたのかはもう忘れています。その場で直せない勉強は、時間の無駄になりかねません。



② フリーズする時間が増える

答えがないと、わからない問題で15分も手が止まります。自学自習において「悩む」と「考える」は別物。わからない時はすぐに解説を読み、「なるほど!」と納得して次へ進む方が圧倒的に効率的です。



③ 「形だけの提出」を誘発する

「答えはない、でも提出は必須」となれば、勉強が苦手な子は怒られないために「適当に埋める」「友達のを開き直って写す」ようになります。皮肉にも、隠すことで最悪な形の丸写しを生んでいます。



解答は、ズルをするための「カンペ」ではなく、目的地へ迷わず進むための「ナビ(Googleマップ)」です。



取り上げるのではなく、「解説の読み方」や「解き直しのコツ」という、ナビの正しい使い方を教えることこそが本当に必要な教育です。



なぜいまだに解答冊子を取り上げてしまう大人が存在しているのか。



そういう大人が子供の自主性を抑え込み、さらには正しい解答冊子の使い方の普及を阻害し、せっかくのワークや問題集などの課題を、まったく無駄なものにしてしまうのですよ。



どうすれば解答冊子を上手く使いこなせるのか、どうすれば子供の自主的な学習を促せるのか、これまでもこれからも、生徒一人一人と向き合いながら、しっかり指導していかなければと思います。



ブ Copilot_20251021_174737.png

この記事へのコメント