【竜操教室 塾長日記】中学準備講座って、先取りしてる場合ですか?

前に習ったことをどれだけ覚えているか、ここが本当に大事です。



現6年生、つまり新中1の子たちに小学校内容の復習をさせると、その差がよく見えてきます。



円の面積はできても円周の長さを忘れていたり、分数の乗除はできても加減があやふやだったり、小数の四則計算の桁数が不安定だったり、三角定規の角度を忘れていたり……。



最近習った単元はなんとなくできていても、5年生・4年生で習った内容になると、急に記憶が薄れてしまうのです。



なぜか。



それは、聞かれる機会が少ないからです。



でも勉強とは、本来「習ったばかりのことができるかどうか」よりも、以前に習った内容をどれだけ長く覚えていられるかが勝負です。



そしてできれば、習った当時よりも今のほうが深く理解できている状態が理想です。



ひとつ下、ふたつ下の学年で習った内容なら、今では簡単にこなせる――それが本来あるべき姿ではないでしょうか。



人間は忘れる生き物です。



何もしなければ、どんなに簡単な内容でも記憶から抜け落ちていきます。



今はなんとかなっている6年生の範囲も、中学校に入って1学期もすれば、すっかり忘れてしまうものです。



だからこそ、学校の授業が止まっている長期休みの間に、以前に習った内容を思い出しておくことは、当然の勉強法なのです。



この時期、多くの塾が新中1生に対して「中学準備講座」などと名目をつけて、中学内容の先取りをしていると思います。



しかし、正負の数の四則計算なんて、やればすぐにできるようになる内容を、今わざわざ先取りする必要があるでしょうか。



塾長はそうは考えません。



だからこそ、この時期はひたすら小学校内容の復習です。



基礎をおろそかにしたまま進んでも、遠回りになるだけですからね~


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